MIL 仕様コネクタ

MIL 仕様シリーズ I、III、および IV に適合する幅広い構成、材料、仕上げのコネクタで、地上、航空宇宙、海洋用途のニーズに応えます。 サブミニチュア丸型コネクタは、長時間の試験を経て過酷な環境で優れた信頼性を実現しています。 

TE の DEUTSCH AFD シリーズ コネクタは、MIL-DTL-26482 シリーズ II 仕様のコネクタです。これらのコネクタは、環境シーリングを備えたミニチュア丸型コネクタ システムにバイオネット結合とリア リリース コンタクトを採用しています。リセプタクル取り付けスタイルとして、角型フランジ、ワイド角型フランジ、ケーブル接続、単一ホールの 4 種類を用意しています。プラグは、EMI フィルタの有無で選択することもできます。 

MCK、MCD、および DEUTSCH マイクロ D シリーズのコネクタは、嵌合性、互換性、および性能に対して MIL-DTL-83513 で適用される要件に適合するように設計されています。ミリタリ用途と商用用途の両方に向けて設計された MCK コネクタと MCD コネクタは、小型化した航空宇宙電子機器、コンピューター、テスト機器に特に適しています。金属シェル製の MCK コネクタとプラスチック製シェルの MCD コネクタには、結線をはんだカップ、単線、より線としたものが用意されています。MCK トランジション ブロックはプリント基板の標準的な取り付け方法です。MCK コネクタと MCD コネクタのいずれでも、カスタム結線構成とした製品をお届けできます。マイクロ D コネクタは、配線済みハーネス アセンブリで提供することもできます。

DEUTSCH DL シリーズ バイオネット結合コネクタと DBA シリーズ ネジ付きコネクタは、過酷な環境条件に耐えられるように設計製造され、MIL-DTL-83723 シリーズ III 標準に適合しています。

MICRODOT MCEM コネクタには、アルミニウム合金が使用されています。インサートの材料には、フタル酸ジアリル、ポリフェニレン スルファイド (RYTON)、または液晶ポリマ (LCP) を採用しています。これらは頑丈で耐久性に富んだコネクタであり、高密度実装の分野や頻繁な接続と切断が要求される場合に最適です。 ミニボックス コンタクト コネクタは、2 列構成でピン数が 20 ～ 200 本の範囲で用意され、信頼性のある 4 ビームのボックス コンタクトと 4 列構成で最大 320 ポジションが使用されています。 ボックス コンタクト コネクタは、コンタクト間ピッチを 0.075 および 0.100 として、2 列、3 列、4 列の構成で、最大 300 のコンタクト ポジションが用意されています。 

AMPLIMITE ミリタリ サブミニチュア D コネクタは、ピンとソケットによるコンパクトなコネクタであり、高密度パッケージに特化して設計されています。ミリタリ機器、地上支援デバイス、コンピューター周辺機器、モデム、インダストリアル機器などの用途に最適です。 シリーズ 109 およびシリーズ 90 のミリタリ コネクタは、MIL-DTL-24308 仕様の最新改正版に適合していることから、 TE 以外の製造元による同じサイズの類似コネクタと嵌合できます。

TE Connectivity (TE) の DEUTSCH フィルタ コネクタは、伝導電磁干渉の対策と信号の完全性の維持に必要な高性能を提供します。このフィルタ コネクタは、多くの場合、電子部品の入出力ポイントに展開され、機器の筐体内部で発生した EMI が機器外部に伝導されることを効果的に防止します。また、外部で発生したノイズがボックス内部に伝導されないようにするうえでも効果的です。